お天気おじさんとして知られているのはもちろんだけど、私にとっては探偵ナイトスクープの顧問としての印象も大きいのです。オープニングで披露されていた俳句がとても味わい深く、自信がないのか謙遜しているのか、はたまた天然なのか、俳句を詠んだ後間髪いれず解説を喋りだすのが、これまた面白かったっけ。
2005年4月アーカイブ
パターンレコグニション 読了。SF が好きと言っている割には、古典どころを全く読んでなくて、バックトゥザフューチャーとかマトリックスとかそういうのしか見てないというヘタレが、初めてギブソンの本を読みました。
物語としては現代を舞台に、ある種のアレルギーを持つ広告業界のコンサルタントがネット上にアップロードされる、フッテージとよばれる断片映像の出所を探ろうという物語です。現代が舞台ですからなんら真新しいテクノロジーや概念は出てきません。実際、登場するのは google や、iBook, 携帯電話といったもので、主人公が頼る人もネット上のコミュニティで知り合った仲間だったりします。
よく、子どもころに想像していた未来の世界が、実現しつつあるという話がされたりしますが、そうなった今、 SF というものはもはや近未来の話である必要はこれぽっちもなくて、読者に対して「あたらしい世界の側面」を提示した物語だと思います。別の言い方をすれば、連載の長い漫画に出てくる小道具が全然変わらなかったり、またはある回から突然最新型に変わることで、世界の変化を感じたりすることがありますが、この物語はその全く逆の方向から世界の変化を感じさせてくれたということです。
本作は 9.11 の影響を受けているとはいえ、本作のように現代を舞台にしたSF 小説を今後も我々に提供してくれるとするならば、それはものすごくワクワクすることです。
読んでる途中でそんな予感はしたんだけど、まさか 2 次元萌えのさらりまんが出てくるとはなぁ。日本人の描写がヘンというのはそういうことだったのか…。
ちょいと出張でロンドンに行って来ましたので、仕事終わりにキングスクロス駅へ寄って 9 と 4 分の 3 番線で記念撮影してきました。映画のようにプラットフォームにプレートがあるわけではなくて改札の手前にありました。壁にめり込んだカートは備え付けられているという気前の良さ。以上、写真の説明終わり。
今日の昼に帰国したばかりのため、まだジェットラグで引き離された魂を手繰り寄せている最中ですが、機内での暇つぶしにと、初めの数ページを読んだまま放っておいた「パターン・レコグニション」を鞄に入れていったんですけど、行きの機内ではじめから読み直し始めて、寝る前のホテルの部屋で、そして帰りの機内で読み進めていくうちに、鞄に偶々放り込んだにしては本当に良く出来た組み合わせだと感じたわけです。
途中読んだままになってから暫く経っていたため、ロンドン市内が舞台として書かれている事も忘れてしまっていたのだけど、カムデン・タウンにこそ行ってないものの、ケイスが歩くロンドンの街並みをなんとなく想像できるようになってから、序盤のだるい導入部すらものすごく興味深く読むことができました。「現在を舞台にしても SF が充分成り立つでしょ」(というよりは「そういう時代が来たよ」)と、ギブソンが提示していると評される物語に、自分も融合しているような奇妙である意味贅沢な感覚に浸りながら読むことが出来るわけです。
ロンドンでオリジナルに触れることができたよという話題 2 件でございました。
やじうま Watch 経由で知った ファミコンの BGM をアカペラで歌うビデオ。
こういうことやろうという発送がすごいね。ちょっと寸劇も入れつつ。













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