に行ってきました。
行った時は特設展示でコンピュータチェスの歴史をやっていたのですが Deep Blue がおいてましたよ。青くなくて黒い箱でしたが…。
Visible Storage のツアーに参加して ENIAC や Google の初代サーバー、Apple I などいろんなコンピュータをみてきました。プログラミング言語Cの初版とかも。
博物館の人の話によるとこの博物館の目的はコンピュータを歴史的価値のあるものとして保存していくことだそうです。で、コンピュータとは「計算をするもの」と捉えているそうで、そろばんや計算尺が展示されている横で「君もコンピュータだよ」なんてジョークを言われました。
で展示物はこの記事と同じなのですが、やはり自分の目で見るのは違いました。
以下、雑感ですが。
ムーアの法則の説明が入ったすぐに掲げられている場所で、それはどう捉えればいいのかわからない感覚ですが、昔の計算機をはやはりその筐体の大きさに圧倒されます。真空管がずらっと並んだ ENIAC の 1 つのラックよりも Google の初代サーバの方が小さくて、性能もずっとよくて、その各部品は我々でも普通に手に入るものである、という事実を目の前にして、止まることのない技術の進歩の素晴らしさを感じずにはいられませんでした。
そして、入り口には Intel の創設者である Robert Noyce の
"Don't be encumbered by history -- go off and do something wonderful."
という言葉。
ここはなんだかすごいパワースポットでした。ある意味スピリチュアルです。







嶋正利博士のブログに、世界初のマイコン開発の話があります。
http://www.v-t.co.jp/jp/support/column/shima_column_main.php
ビジコンの嶋正利とインテルのテッド・ホフが世界初の1枚のシリコン上の集積されたマイコンi4004を発明しました。
インテルの商売上の理由からアメリカ人が発明したことにしたかったので嶋正利の名前が発表されませんでした。
もう一つマイコンの開発に重要だった製造技術は、1枚のシリコン上に集積する為に必要だったトランジスタ構造の技術です。
これはフェアチャイルドセミコンダクタ社のジーン・ホーニーが発明したプレーナ・トランジスタ構造です。
金融などあこぎな虚業の商売が多いユダヤ人の会社の中で、フェアチャイルド社はユダヤ人が作って製造業として成功した大変珍しい会社です。
テキサスインスツルメンツが今日あるICの特許だと主張して日本企業などから莫大な金額の特許料をせしめたキルビー特許は個別部品の半導体を配線でつないだものであり、LSIなどを作ることは不可能です。キルビーでなくジーン・ホーニーの業績ですよ。
ところで、日本のコンピュータ開発史で意外な事実があります。
日本で最初にトランジスタ式のコンピュータを試作したのはフジ写真フィルムです。
また、プリンタのインターフェイスの名前でPCユーザにも有名なセントロニクス社のプリンタは日本のブラザーが作っていました。
アップル社のiMACの元になったPowerPC搭載のパソコンは、最初は耕運機で有名なヤンマーが作っていました。ヤンマーはC-CUBE社を買収してたりスーパーコンピュータの周辺もやってましたが、現在はハードをやめてシステム開発のソリューションが中心みたいです。
スパコンの世界では、見たことも無い部品が使われています。
コンピュータと言うよりもマイクロ波の無線機みたいな物体です。
普通の電線では超高速な電気信号に耐えられないので、
シールドされたユニット間を水道管のような配管がぐるぐる巡っていて基板が見えません。
本格的な大規模Webサーバの設備はパソコンとは違うものです。
架(が)と言われる天井から床まであるラック状の筐体に沢山のユニットが収納されています。OSはVxWorksでCPUはPowerPCを使って電力あたりの性能を重視しています。OSがNetwareの場合もあります。
最初のGigabitのLANはVxWorksとNetwareのOS用でした。安くなってMS-Windowsになるまで数年かかりました。
パソコンとMS-WindowsではGigabitのLANを入れても100BASEの2倍程度の性能しか出ませんが、専用OSとインテリジェントなネットワークプロセッサを積んだGigabitのLANでは本当の性能が出ます。
大規模ストーレッジはEMC社が良く使われます。バックアップや復旧などの保守性が高いからです。
ルビーさん、コメントありがとうございます。勉強になります。ツアーの説明員の方ももしかしたら、そういうことを説明されていたのかもしれませんが、私の能力では聞き取れませんでした。