読んだのはずいぶん前になるんだけど。高校で日本史を履修しなかったので、私の日本の歴史に関しては平均以下の知識なのです。特に幕末のところは全然意味が分からない。ということで、この本は自分で飼ったものではなくて、カミさんの実家のお父さんから借りて読んだものです。自分じゃ買わない類の本。
私の頭の中では、徳川慶喜が大政奉還した次の瞬間には伊藤博文が総理大臣になり五箇条のご誓文を出して、板垣退助が死んだ次の瞬間には日清戦争だったりします。いきなり初登場の人が偉かったりして「おまえ今までどこにおったんや」的ツッコミどころだらけで全然分からないのです。伊藤博文だって昔のお札じゃ偉そうな顔してますけど、長州での下っ端時代があったはずで、授業じゃそこがないから面白くない。面白くないし必然性に基づいた流れを感じることができないのが苦手の原因なんだと自己分析していますが、したがって、坂本龍馬が暗殺されたのは知っているけど、それ薩長がどうとか新撰組がどうとかの関係が全然分からない。でも、オレ流解釈する人の足元にも及びませんが、この本を読んで少しは分かった気になれました。
明治時代の初めは国内で戦争が起きていたんですね。京都から始まって最終的には北海道まで。「江戸の末期の倒幕派が起こしたクーデターに端を発して、新政府と反対派の国内紛争が明治初期にかけてありました」っていってくれた方がよほどわかりよいのに。そしたら四字熟語にはならんのだけど。
これと「右翼と左翼」をセットで読むと相互に理解が深まるような気がします。こちらはgakkie に借りて読みましたが、右翼と左翼のそもそも論から日本における右翼と左翼の歴史まで非常に良くまとまっていると感じました。なぜ右翼が「改憲」で左翼が「護憲」なのか、それについて学びたい人はおすすめです。













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